最近なかなか土曜日のレッスンに行けず、日曜日に行ってます。
これがなかなかいい。今はまた新しい受験生たちが入ったこともあり、とてもじっくりとしかもわかりやすく教えてくださる。
もちろん、今まで百万回言われてることだったりするんだけど、また違う表現で初心者に話してくださることが、今になって「なるほど」、と腑に落ちるというか。
新しい受験生たちって、最初は立ち方やポールドブラも変なんだけど、みるみる上達するし、体型も変わっていくんだよね。
体も頭も柔らかい。
なぜか受験生に向けられた話を聞くと、自分でもうまくいくのが不思議。
今日は、おなじみとはいえ、永遠のテーマであるルルベとか、ピルエットの顔の付け方とか、目線とか、わきの下の卵1個分の話とか。ピケターンのこつとか。
日ごろの姿勢が大事、という話とか。
結局、国立バレエ学校じゃないので、レッスン以外のときの姿勢や動作がとっても大事。
美しさの面でもそうだけど、「肩の力を抜く」とか、お腹を意識する、とかもそうだよね。
一人の子は、割り箸を持ってくるように言われて、それをくわえながら、ミングー(だっけ?あの四角いスポンジみたいなの)の上でパッセをしてました。
そうそう、体が柔らかい子は特に、体幹がまっすぐじゃなくてもパッセできちゃったりするからね~。
あと、表情や笑顔はとても大事。口角を上げるだけでも表情って明るくなる。
うちのお稽古場に限らず、バレエのお稽古場って礼儀や規律にも厳しいと思う。そこがいいとこ。
今日も、「(大人はいいけど)、受験生は、レッスンを受けるときはレオタードで。スカートやオーバーパンツは教えてくださる先生に失礼」とぴしゃりとおっしゃる。
何かあったらきちんとあいさつ。あやまる言葉もはっきりと。 まあ、そんなの当たり前だけどね。その当たり前ができてない。
でも先生、昔ほど厳しくおっしゃらなくなったな~。
いくら繕っても、そういうだらしなさってちょっとしたときに出ちゃいますからねえ。「お里が知れる」って言うんですか。
言葉づかいや態度はもちろん、物の考え方でも、ときどき「え?」と思うような人いるよね。って、おっと、バレエから外れました。
先生のこの厳しさをメンドクサイと思う人もいるのかもしれないけど、私にとってはバレエだけじゃなく、人生についても教わっていると思います。
びっくりするほどお見通しだし(職場での様子とか…汗)
まあとにかく、この時期「初心に返る」いい機会です。