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くるみ割りの季節がやってきた!

1年経つのは早いもので(いや、まだ終わってないぞ~)、もうすぐ師走だなんて、考えたくないです~。
 でも、確実に…時は流れているのです。ベジャール氏の死には驚きました。いや、オシムさんの容態に気を取られていてショックを受けているうちに、いきなりなニュース。「一つの時代が終わってしまった」というほど、全盛期のベジャールを知ってるわけでもないのですが(だいたいジョルジュ・ドンをナマで観ていないのに、あれこれ語れません)、でも、私がバレエの舞台を観るきっかけになったのが、1993年に上演された「M」。初めて見たバレエがベジャールっていうのも、今になって思うと何だかな~って思うけど、純粋に舞台として衝撃を受けました。っていうか、日本人じゃ、あんな描き方はできないよなあ。
 最近はあまり舞台を観ていなかったことが悔やまれます…。新作に向けて意欲的に活動している最中の死だったとか。ご冥福をお祈りします。

 師走と言えば『くるみ割り人形』。
毎年、友人といろんなバレエ団の作品を観ている。各バレエ団によって演出や雰囲気が多種多様だという点では、他の作品もそうなんだけど、やっぱりくるみ割りですから、ある程度華やかなほうがいい。
 でも、さまざまな失敗もありました~(笑)。下手すると、発表会だからねえ。いろいろ観てきた中で、やっぱりKバレエは素晴らしかった。あと、上野水香のクララ(東京バレエ団)もよかったけど、まだ牧にいたときに演じたアラビアがかっこよかった~。
 ロシア系のバレエ団もいろいろ観たけど、実は日本のバレエ団のが結構面白い。見終わったあと、細かいところあれこれ言いながら飲むのもまた楽し。迷った挙句、今年はこれ。スタジオ・ベラーム。
http://www.belleame.org/2007_kurumi.html

 スタジオ・ベラームといえば、12年前になるのかな、『緋文字』を観て大感激した。創作バレエ、多胡先生の作品の素晴らしさに涙したのだ。
 でも、このポスターで気になることが…。
主演の二人でなく、なぜか、ドロッセルマイヤーの沢木順氏(だれだ?ミュージカル界の怪人って?)が写真つき。ドロッセルマイヤーといえば、割とクセのあるキャラクター的なおじさんが踊る場合と、最近は、ちゃんと踊れるカッコいい系が増えてきていたように思っていたんだけど、これはどう考えても…。
 まあ、生オケだし、指揮は福田先生だし、バレエミストレスは大好きな尾本安代さんだし、ん?特別顧問は谷桃子先生だ~。やっぱり楽しみ。あのオープニングの音楽を聞くだけでワクワク!

 
by a-takechan | 2007-11-29 17:32 | Comments(2)
Commented by michiye at 2007-11-30 12:32 x
毎年恒例のくるみ鑑賞ですね。今年は例の緋文字のところですか。期待持てそう。わたしも今年は小林紀子バレエ・シアターの公演に行ってきます。ほんと、あのオープニングはわくわくしますね。
Commented by a-takechan at 2007-12-05 23:59
公演終わったら、また報告会やりましょう。バレエってオケも重要ですよね~
オーソドックスな公演もいいけど、ちょっとエグいのも観てみたい(笑)
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